2010年11月29日

誰かが抜けても組織が機能する

組織が滞る、その兆候を経営者が見抜けないことがあります。

よくあるのが、経営者が有能過ぎてワンマン体制になっているパターン。



私も経験したことがあるのですが、1人のリーダーが全部仕事を取り仕切っているので、末端のメンバーが「任されている実感がない」という状態に固まっちゃう組織の膠着パターン。

指示された意図を酌み取って動くんだけど、意見をすれば一蹴され、構想通りに仕上げたと思えば上司が成果をすべて修正してしまう…みたいな。

部下が思い通り動かなければ、何でも自分でやり遂げようとするのが真の責任感というものだ

という思考を叩き込まれているんでしょうね。

今、木曜夜に放映されている連続ドラマ『医龍3』なんか面白いですよ。

ある意味、医療の現場での組織哲学を突き詰めた名ゼリフがたくさん出てきます。

主人公・朝田龍太郎が周りからメンバーの流出を心配されても、

「誰かが抜けても機能する、それが真のチームだ!」

なんて答え返すのですが、まさにその通りなんです。

医療ドラマは人間関係のやり取りが非常に面白い。

このセリフこそ、組織活性化の秘訣を端的に現したものでしょう。



自分の役割だけをこなせばいいという風土は壊さないといけません。

チームのフットワークを軽くしておかないとダメなんです。

経営用語で「エンパワーメント(Empowerment)」という言葉がよく使われますが、権限委譲という意味で解釈されやすいです。

でも、本当の意味は個人1人ひとりが組織の意向に沿って自律する(仕事する)力をつけることなんです。

ワンマン体制だと裸の王様状態じゃないですか。

リーダーがあくまで自分がいなくても仕事が回るように部下を育ててこそ、フットワークの軽い組織になるんですよ。

仕事が終わらないメンバーがいたら、周りが快く助けてみんなで仕事を終わらせようとする。

そういう自律型の組織を目指すために、リーダーが自分で仕事を完結せず、部下1人ひとりの力をつけさせようとすることをエンパワーメントと言うのだと思います。

お前の好きなようにやってみろ!みたいな豪放さもリーダーには必要だということです。

だってその人が欠けて、誰もその業務をバックアップできなかったら組織崩壊じゃないですか。

集約されているのを拡散して組織を身軽にし、末端のメンバーまで動きやすくするのがエンパワーメントなんでしょう。


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posted by ハマスタの☆浜風 at 19:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 組織運営&リーダー論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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