2009年09月11日

いい会社を作りましょう。



日本を代表するエクセレントカンパニー・かんてんパパでお馴染みの伊那食品工業

急成長を危険とみなし、着実な成長経営をして多くの中小企業経営者から不況下を乗り切るモデル企業として羨望の眼差し?で見られている会社と言っても過言ではないでしょう。

上出の著書は、その寒天食品という斜陽産業を立て直した同社の塚越寛会長の経営哲学が凝縮されています。

内容は読み手によって賛否分かれるんじゃないでしょうか。

至って書いてあることはシンプルです。

当たり前のことを当たり前にやる。

最新鋭の経営ノウハウを期待した読者なら拍子抜け。

「年輪経営」といった事業の体幹を強くするために社員をいかに大切にするか、さらには、社員がいかにやる気の出る環境を整えてあげるか。

ここらがこの会社の基本なんだなぁと思います。

上記にリンクした同社のホームページを読めば企業理念や企業風土に察しがつくと思います。

単に経営上の数字がいいだけがいい会社ではない。

要は社員みんなが「いい会社だよね」と誇れる企業風土作りを社是として、地域社会からも信頼され、顧客からも愛され続け、社員全員が幸せを感じられるようなファミリー企業を目指してきたのでしょう。

たしかに急成長して無謀な事業拡大した挙げ句、短い企業寿命で倒産した会社は数多くあります。

塚越さんはそういった急成長を敵と見なし、当たり前のことを地道にこなしながら、「人材(社員)はコストである」という近代欧米型の経営論に反旗を翻した人です。

ホームページの経営理念の欄からも塚越さんの基本精神がよく伝わってきますね。

言葉が重いというか、忘れかけていた人間として企業人として当たり前のことがいっぱい書かれているんですよね…。

だから創業以来40年以上も毎年増益を果たし、全国の中小企業経営者が何人も見学に訪れるというエクセレントカンパニーに育った理由は本書を読めば全部書かれていますよ。

もちろん塚越さんの人柄による部分もありますが、何より経営者の基本を守り、『働ける楽しさを社員に教えてあげること』というごくシンプルなことを何十年も継続してきたということでしょうね。

やっぱり社長って時流を読む眼とかMBA理論が理解できているかとかは二の次で、社員との信頼関係を大事にしているかに尽きるんじゃないかと思います。

ぜひご一読を!


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posted by ハマスタの☆浜風 at 00:48| Comment(0) | TrackBack(1) | 組織運営&リーダー論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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