かのクラーク博士は「Boys,be ambitious!(少年よ、大志を抱け)」と言った。
北海道開墾を目的とした技術者を急造するために創設された札幌農学校に入学した内村鑑三も、少なからずクラーク博士の信仰の影響を受けたはずでしょう。
内村と言えば「不敬事件」が有名ですが、その後もキリスト教会における再臨信仰の主張者ということで、多くのキリスト教徒から反対を受け、イエスの再臨論争は決着を見ないまま終息したと言われています。
2つのJ(ジャパンとジーザス)をこよなく愛し、日本にイエスが再臨して来ると信じてやまなかった内村は後に日本の山々に登り、雲を見渡し誰が再臨主なのか捜し回ったというエピソードもある信仰者でした。
志を大きく持て!ということですが、何ぶん世相に比例するように器の小さな目の前の衣食住のことしか考えていない若者って多いですよね。
都心暮らしが長かった私が地方に転勤してきて感じたことは、地元のことにしか関心がない若者って案外多いんだなぁという驚きです。
「自分は長男だから、将来は親の面倒見ないといけないし…」という理由ならまだわかりますが、もうちょっとイチローみたく「世界最高峰の環境で自分を試したい」というような気骨はないんでしょうかね??
何かというと自分の周りのことで精一杯。
地元から生涯出るつもりナシ。
当然、国のことに関心なければ、政治も無関心。
前の総選挙は各党のマニフェストにも一切関心なし、みたいな。
私は声を大にして
もうちょっと発想(思考)を大きく持とうよ!
と言いたい。
「世界のため」「日本のため」「地域社会のため」という大きな公益性を持つことが自身の生きる精神力を強めることに繋がると思うんですよね。
成功の基本は夢や目標をしっかり持つこと。
老後に安定した暮らしがしたいとか、若いウチから堅実すぎることばかり考えるのではなく、シンキング・ビッグ!(大きいことを考えよう)が重要でしょう。
内村鑑三は上出したリンクの主著『後世への最大遺物』の中で、「お金も事業も思想も遺すことができないけど、後世へ遺せる最大の宝物は勇ましい高尚なる生涯だ」と断言しています。
人生の目的って何でしょうか?
行き詰まったり、退屈さを感じたり、不都合や困難に不満を抱いたとしても、それらに折れることなく打ち勝った、そういう生き様を後代に遺せるかが本当の人生の目的なんだよと彼は教えたいわけです。
夢をあきらめずに追いかけたら本当に叶った。
地道な事業を継続して大事業に育てた…など。
真面目な生き方であれば何でもいいのです。
同じ出来事に遭っても悲嘆に明け暮れる者もいれば喜ぶ者もいる。
それって個人のとらえ方次第じゃありません?
生きることに悲嘆を感じた時は、
後世に何が遺せるか
ということを一生懸命考えて行動すればいいのです。
内村のように信念を貫けば満足のいく人生が開かれるはずですよ。
内村の思想が、私も「自分が生きた軌跡」を次世代にしっかり遺せるような人を目指したいと考えるきっかけになれば幸いです。
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ほんと、この本を読んで自分の生き方についてたまに見直す必要がありますね。
コメントありがとうございます。こんなブログを開設しながら、最近の成功書には飽きつつある私ですが(笑)、古典にこそ良書は多いんですよね。
同じ内村に共鳴する者として、今後ともよろしくお願いします。