2009年10月02日

本田宗一郎の名言、そして会社は誰のモノ?



ライブドア事件の時に堀江貴文社長(当時)から勃発した「会社は誰のためのもの」論争ですが、模範解答として一つに限定できないでしょうね。

名だたる経営者による珠玉の名言だと松下幸之助、稲盛和夫、本田宗一郎らの言葉がよく取り上げられますが、現代の経営リーダー像として参考にするなら3氏とも素晴らしい言葉を多く残しているのです。

「世界のホンダ(本田技研工業)」を創った本田宗一郎

経営者として、技術者として、日本型のビジョナリーカンパニーの創業者として抜群の評価を残した人物です。

その本田の一言に、

人を動かすことのできる人は、他人の気持ちになれる人である。

その代わり、他人の気持ちになれる人というのは自分が悩む。

自分が悩んだことのない人は、まず人を動かすことはできない。


というのがあります。

部下や後輩に面倒な仕事を押しつけていたらどうなりますか。

部下は上司のために仕事しているわけじゃありません。

苦労・苦悩を経験した人は他人の辛さもわかるものです。

リーダーたる者、その仕事を部下にやってもらうとしても、彼らが困らないようにやり方をきちんと手取り足取り教えてあげましょうよ。 (・〜・;)

会社は誰のためにあるのでしょうか。

社長(経営者)のためですか?

社員のためですか?

株主のためですか?

お客さんのためですか?

地域住民のためですか?

どこにウェイトを置くかと言えば、私は「社員のため」だと思っています。

あくまで会社の主役は株主でも顧客でもなく、従業員なんですよ。

その人たちを動かすためには社長はサーバント・リーダーでなければなりません。

カリスマも人格も実力も必要でしょうが、それよりもっと重要なのは社員愛でしょう。

本田の言葉にこういう面白いものがあります。

社長なんて偉くも何ともない。

課長、部長、包丁、盲腸と同じだよ。

要するに命令系統をはっきりさせる記号に過ぎない。





社長が盲腸だろうがどうでもいいのですが(笑)、社員に奉仕するからサーバント(召使いの意)・リーダーなんですよ。

はっきり言って社長の人選なんて株主や取締役が決めなくても、社員たちの選挙によって決めてもいいくらいです。

メンバーが一番信頼する人をリーダーに置く、これ基本じゃないですか。

サーバント・リーダーというのは文字通り、「他人に奉仕することを通じて相手の信頼を獲得し、相手を成功する方向に導く」というものでしょう。

クラブや企業などの組織であれば、「チームのメンバーに奉仕することで、メンバー全員が共通するゴールに向かって積極的に働けるように影響を与えること」がリーダーの条件じゃないでしょうか。

日本企業の従来のリーダーシップは、上司の命令に従って部下が働く「トップダウン型」のリーダーシップでした。

これに対してサーバント・リーダーシップは、お客さんに一番近い現場の従業員に権限を委譲し、その人たちが最も力を発揮できるよう、上司が環境を整えるという「ボトムアップ型」のリーダーシップと言えます。

上司が権限委譲するだけでなく、一緒に汗を流して働いて模範を見せてあげるのです。

自分の立場以上に社員のことを心配してあげるのです。

故ジャイアント馬場さんなんか、全日本プロレスが経営悪化した時に後楽園ホールの会場内で社員やレスラーの給料を上げるためにファンと1枚1000円とかで自ら写真撮影に応じてましたよ。 (〃゚O゚)/

上からモノを言うリーダーじゃなくて、メンバーの苦労がわかる、メンバーに信頼される、下に奉仕できるリーダーを目指したいものです。


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posted by ハマスタの☆浜風 at 21:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 組織運営&リーダー論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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