商品のネーミングは体言止めが常識と考えられていた業界で「写ルンです」ですからねぇ。
当時はこんなダサいネーミングの商品は売れないとまで思ったのですが、使い捨てカメラでは一番メジャーになりました…。
開発当初はネーミング案として「パッ撮りくん」という名前が挙がっていたそうですが、社内の評判は芳しくなかったとか。
明らかに忍者ハットリくん
しかしそれに代わる新たなネーミングが思いつかずに幹部へのプレゼンテーションの日を迎え、その席で上司に「こんなカメラ本当に写るのか?」と問いただされた時に、開発者が咄嗟に「写るんです!」と返答したのです。
すると、その語感の響きと説明がいらない明快な名前に気をよくした開発者が上司に掛け合って、「ルンルン気分で楽しく撮れる」との意味を含めて、正式に「写ルンです」という名前に決定したそうなんですよ。
続いて上出の商品。
手軽な栗剥き器で、その名も栗くり坊主
栗の皮を剥くって手間がいりますよねぇ。
しかも名前がかわいいというか、ツルツル(というかクリクリ?)に、簡単に剥けるらしいですから、ふさわしいネーミングじゃないかと。
この名前は微笑ましくて結構気に入ってます。
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