2009年12月01日

江戸時代のリサイクル

地球温暖化防止のためにエコライフやクールビズ・ウォームビズが推奨される昨今ですが、実は江戸時代の頃からリサイクルなどの3R(Reduse、Reuse、Recycle)の考え方は定着していたんですよ。

それが文明開化から物質の繁栄と便利さに溺れたのか、高度経済成長期に一気に公害問題が多発しました。

地球も人間たちがいきなり凶暴になり始めたからビックリしたんでしょうね…。

江戸中期から後期にかけて、家庭での不要物は塵芥(じんかい)と呼ばれ、処理業者によって埋め立て地まで運んでいたのですが、運ぶ前に再利用できるものは肥料用、鋳造用、燃料用などに分類され、農家・鍛冶屋・銭湯などに売却していたそうです。



当時の生活は植物性の材料や燃料を使用していたので、ゴミを焼却した後もすべて植物性の木灰になり、ダイオキシンなど有害物質は出なかったとか。

その灰は肥料や酒造り、製紙、染色、陶磁器などに再利用されたので、江戸時代のゴミの排出量は今の半分もなかったんじゃないでしょうか。 (^∀^;)

また、ゴミにしか思えないようなものを修理するしょくあきんど(職商人)と呼ばれたリサイクル業者がほとんどの品物のリサイクルを行っていたそうです。

提灯の張り替えやそろばん、メガネ、朱肉など日用品の修理をこの職商人が担当していたわけです。

穴のあいた鍋や釜の鋳かけ屋から樽や桶のたがを直す職人、古紙回収業者まで職商人には多くの種類がありました。

さらに、子ども相手の行商人が、子どもたちが集めてきた古釘などの使えなくなった金属をお菓子や飴、おもちゃなどに交換していたのです。

そして集まった古金属などを再鋳造するために鍛冶屋に渡していたのですが、その仕事のことを「とっけいべい(取っけぇべぇ)」と呼んでいたらしいです。

たぶん語源は「取り替える」が訛ったものだと思うのですが、詳しくはわかりません…。

これらのことを見ても江戸時代はまさにリサイクル社会だったことがわかります。

しかし、地球環境のために不要なゴミを減らそうとリサイクルしていたわけではなく、

物を最後まで使い尽くす

という考え方が自然にリサイクル社会を生み出していたのだと思います。

使い捨て文化が横行する今の日本にあって、江戸時代の考え方は見習うべき点が多くあるかも知れませんね。 ヾ(´□`‖)




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posted by ハマスタの☆浜風 at 17:24| Comment(0) | TrackBack(0) | NPO・ボランティア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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