2009年12月12日

群盲撫象



管理職の皆さん!

今どきの若い社員は…

と頭を悩ませることはありませんか? (*。′口`。*)

中年(世代)の常識では理解できない若者が増えているのも事実ですが、かと言って若手社員が本当に仕事ができないわけではありません。

会社へのロイヤリティが欠如しているとか勤労意欲が低いとか、そんな事実はないんです。

上司が若者の本音をつかみ切れていないだけで、実は最初からやる気がない社員なんていないんですよ。

仏教の説話で『群盲撫象』というものがあります。

阿含経などいくつかの仏典にも記述がありますが、たしか元は中国の故事成語だったと思うんです。

群盲象を評すとか、群盲象を撫でるとも言われますが、要は「視野を広く持て」ということなんですよ。

若い戦力をうまく使いこなすにはまず管理職自身が若者に対する考え方を改めなければなりません。

今の若者って古い伝統や価値観に縛られるのを嫌がる人も多いですから、若者が動きやすい指示や戦略を上司がフレキシブルに与えてあげないとダメですよね。

群盲撫象の話は目が見えない人が集まって、1人ひとり象の体を触るんです。

そこでそれぞれの盲人(今は視覚障害者を配慮してこの言葉は使いません…)が「象ってこんな動物なんだ」と評するわけです。

足を触った人が「象って柱のように太い生き物なんだなぁ」と言えば、背中を撫でた人が「いや、象は岩のように大きな生き物だ」と主張し、鼻をつかんだ人は「象は筒のように細長い生き物だ」と評しますが、誰も象全体を見渡した姿は言い当てられません。

つまり、視野の狭い者が多く集まったとしても、それぞれ一角度からの観点で理解したことを意見しても、結果として物事の本質を解決することは難しいという例えなのです。

現代の若者に偏見やレッテルを貼ってしまうと、実際に才能のある若い社員を理解できないことに繋がります。

若者に才能がないんじゃありません。

上司が若者の才能を育ててあげれていないだけなんです。

自分が入社して現場で苦労してつかんだコツを同じように部下に教えたり、頭ごなしに怒ったり、口先だけで理屈っぽく指導しても若手社員はついて来ない人も多いでしょう。

ここでまず上司こそがフレキシブルに部下の管理術を変えないといけないんですよ。

部下に考えさせる余地を与えていますか?

部下の意見を取り入れようと寛容な心持ちでデスクに座っていますか?

一緒に現場で汗を流せば気持ちは伝わるのではと思っても、それは一つの方策に過ぎず、最終的には

部下を認めてあげる

というリスペクトの思いから接してあげていないと組織は動かないんです。

象を一角度から評するのではなく、色んな社員の観点から組織全体の業務を見直して、改善・解決へ部署一丸となって仕事に取り組めるリーダーを目指していってほしいですね!


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posted by ハマスタの☆浜風 at 19:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 組織運営&リーダー論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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