2009年12月16日

バート・ヘリンガー

NLPの進化系とでも言うか、最近注目されている心理療法にファミリーコンステレーションというのがあります。

人の心の傷を解決するのは初歩的なカウンセリングやセラピーでは簡単じゃありません。

これらは理論構築や学習努力で身につくほど容易な療法でもありませんよね。



よく

トラウマ

という言葉を使いますが、これって古代ギリシャ語で精神的外傷を指す「trauma」が語源なのだそうです。

ヨーロッパの各語にはそれに近い意味のトロームとかトラウムといった言葉もあったりします。

子どもの頃に家族の中で負った原体験(精神的ショック)は、理屈だけマスターしたようなノウハウじゃ簡単には解放してあげられないでしょう。

このファミリーコンステレーションの創始者であるバート・ヘリンガー氏の上出の本を紹介したいと思います。

家族の中で失ってしまったものが傷になったとするならば、それは簡単な言葉を投げかけてあげるようなカウンセリング次元では処置してあげられないはずです。

家族の正しい関係を埋め合わせるように、実際の人間同士の同じような愛の関係を実演することで修復が可能になるのです。

これはNLPで言えば「悪い記憶をクリーニングする」ということになります。

愛されなかった記憶や傷つけられた記憶が強いならば、それは同じ人か似たような立場の人から愛を受け直さないと傷は埋まらないのです。

だからヘリンガー氏の言う脱サイコセラピーというのは既存のサイコセラピーを批判しているのではありません。

より本来の家族関係を実演し直す、すなわち愛され直すことで人との絆を回復し、正しい心を取り戻していくという教えなんですよ。

だから彼の講演するセミナーは常にワークショップ形式なんです。

セミナー料を払ってまで参加したいかというと、これを書いている私自身がそのセミナーに参加したことはありませんので言及はやめておきます。 (_ _(- -;(_ _(- -;)

そのワークショップで探求することは、参加者が問題を解決するためにそれまでと違った手法で現実と向き合う、新しい対処への可能性なのです。

必要な解決力をどこから得ることができるのか、どのように得たらいいのか、その方法を探るためのチャレンジが重要であって、医学療法的に完全なる解決を期待しても本書では解答は得られません。

あくまで問題を解決させるのは本人です。

これらのコンステレーションワークは、あくまでも本人の力を引き出す介添えであるということを理解して読む必要があるでしょう。

親を失ったから、生前の親から投げかけられた愛の言葉をワークショップで他人から発してもらうんです。

もちろん親が目の前にいるのを想像して。

こういう実演の繰り返しで精神状態を切り替えていく療法なのだそうです。

セラピーのジャンルに関心がある人には一読をおすすめします。

今までと違った角度から自己啓発や心理学が扱われていてなかなか面白いです。


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posted by ハマスタの☆浜風 at 20:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 夫婦・親子・家族・教育全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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