2009年12月18日

愛は最高の奉仕だ。微塵も、自分の満足を思ってはいけない。

今年は太宰治生誕100周年ということで太宰ブーム再来の年でしたけど、彼の『火の鳥』に出てくるセリフがこれです。

愛は最高の奉仕だ。

微塵も、自分の満足を思ってはいけない。


「愛は奉仕だ」と犠牲の愛を謳いながら、太宰本人は愛に苦悩し、波瀾万丈の生涯を送りました。

学生時代に恋人と心中未遂の末、自分だけ生き残ってしまいます。

翌年には違う女性と結婚も、その妻が浮気したと知ると、一緒に無理心中しようとして、未遂に終わり離別。

そしてさらに翌年には別の女性と結婚。

無事に3人の子どもを授かったと思ったら今度は別の愛人との間にも子どもが発覚…。

そして最後はなんと、さらに違う愛人と玉川上水の急流で入水心中。

とうとう38歳で逝去しました。

恋多き男というか、名言もあんまり説得力が薄れるというか。



彼は聖書に関心を抱き、奉仕の精神を人生に見出したのは間違いないのですが、その破滅的な作風からニヒリズム(虚無主義)やマイナス思考の権化とも呼ばれています。

たしかに愛は自己満足より利他的な方がいいに決まってますが。

ロシアの文豪・トルストイはこう言っています。

愛は惜しみなく与う

と。

やはり自己欲望や奪う愛が横行する中で、太宰と同じように「見返りを求めない」愛こそ与える愛の本質だと説いています。

相手を幸せにしたい!という愛情が根底にあるのでしょう。


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posted by ハマスタの☆浜風 at 21:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 人・ことば・サクセスマインド | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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