2010年04月13日

寺田寅彦

昔、『帝都物語』の映画を観ていたら大事業家である渋澤榮一と魔人の主人公・加藤保憲があの物理学者・寺田寅彦と秘密会議をしているシーンがあった。

何かと震災に弱いイメージがある人口密集国・日本の中で、今後の防災の見地を先駆けて予見したのがこの寺田である。

寺田は渋澤らに対して地下に鉄道を通すことの物理的可能性をひたすら説明していた。

渋澤は帝都東京を完全な守護都市として防災面の整備をしたかったのでしょう。

何せストーリー自体が平将門の怨霊の話ですからね。

今の不況下で国民の不安が渦巻く日本政権を見ていると、経済政策の無策よりも、防災不備によっていつか国土が大打撃を受けてしまうんじゃないかと思います。

それほど鳩山さんや小沢さんの政策の優先順位が疑問なんですよ。

輪をかけて日米協調路線にも反旗を翻してるし…。

科学の研究開発を事業仕分けして予算カットするなんて自民政権下では考えられません。



フィクションから話を戻して、大正時代の実際の寺田寅彦の存在に目を向けましょう。

彼は物理学者であり、また随筆家でもありました。

実験物理学、地球物理学の分野で多大な業績を残しましたが、その後、夏目漱石に出会って文学にも目覚めます。

漱石の弟子になる前の学者時代は「こんぺい糖の角の研究」とか「地面のひび割れの研究」など独創的な研究に没頭していたんです。

それがエッセイを書くようになってから、さらに独自の人生観を書き連ねています。

彼の作品の『破戒』には次の名言が残っていますよ。

「心の窓」はいつでもできるだけ数をたくさんに、そうしてできるだけ広くあけておきたいものだと思う。

科学者の寺田が書くだけに妙に説得力があります。

研究家は研究の裏付けが自信になって結論を主張しますよね。

いつも人生での出会いは、「心を開いて」おかないといけないんです。

オープンマインドでいる怖さや緊張感は誰にでもあります。

しかし心が狭いと自分の押し売りになって、集団を束ねることはできないし、他人には受け入れられないのです。

科学者寺田の随筆の中にもなるほどと思わせる言葉はいっぱいありますね。

心の窓をたくさん開けておいた分、自分の器が広がり、周りに受け入れられる寛大な人間に成長できるのだと思います。

特に私なんか息子をよく叱り飛ばしてますから、もっと心を開いておいてあげたいものですね。 ヾ(;;゚Д゚)ノ


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posted by ハマスタの☆浜風 at 20:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 人・ことば・サクセスマインド | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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