2010年04月21日

当事者意識と見物客



入社して古くなると年功序列的に役職が昇格したりします。

実力や資質が不足している自覚があるのにリーダーに用いられると辛いですよね。

私の常々の持論は、

組織は生き物である

ということです。

上出リンクの本は「オズの原理」と言われる部下操作術のバイブル的著作で、アメリカではベストセラーになりました。

童話『オズの魔法使い』を例に挙げながら、それぞれの登場人物たちが被害者意識から脱して自分の持っている能力に気づいていく過程を解説し、組織をいかに生き物として育てていくかを教えています。

リーダーが組織の構成員(社員やパートなど)に優先的に教育すべきものはロイヤリティーとオーナーシップだと思うんです。

LoyaltyOwnership です。

もちろん仕事スキルも教育すべきですが、まずオーナーシップという観点を部下に植え付けてあげないといけません。

個人も組織も、「被害者意識」で仕事をしていては成果が上がらないのです。

業績が上がらないのは会社のせいだ、不況のせいだ、周りのせいだ、社長のせいだ、部長のせいだ… 挙げ句の果てに、戦略や手段が間違っているからだとまで言い出す社員もいますよね。

これじゃ被害者どころかただの見物客に過ぎません。

私が上司なら「すべての総責任は私が被るが、あなたに責任は一切ないのか?」と部下に問いますよ。

組織は1人ひとりが「被害者」から「当事者」にシフトして初めて成功を収めるものだと思っています。

例えばパート契約の女性に仕事を依頼する時でも、単純な頼み方をするだけじゃダメです。

資料の作成を頼む場合は具体的な作業手順だけでなく、なぜこの資料が必要か、できあがった資料をどのように使って役立てたいのかもきちんと伝えます。

そうするとパート社員なりに意欲的な考えや創意工夫が芽生えるのです。

こうしたら資料が見やすいのでは、ああした方が早く作れるのでは、とパートから提案や意見が出てくるようになります。

つまりリーダーが作戦や計画や結果に対してアカウンタビリティ(説明責任)を果たしていくと部下は当事者意識を持ちやすいんです。

一方的に指示だけしていたら部下は「指示通りに動くだけ」という言わば見物客で終わるから、組織の細胞が劣っていくんですよ。

私はよく部下が「次はどうしたらいいですか」と聞きに来たら、「あなたはどうしたらいいと考えているのか」と聞き直します。

で、本人に考えさせた上で間違っていたら修正してあげればいいんです。

リーダーって次代のリーダーも育てなくちゃいけませんから、地道に部下にも責任を与えてその仕事の主人公の自覚、即ちオーナーシップを植え付けさせていく努力を惜しんじゃダメなのです。


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posted by ハマスタの☆浜風 at 13:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 組織運営&リーダー論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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