2010年07月21日

踊る大捜査線から学ぶこと





映画『踊る大捜査線 THE MOVIE3』をやっと観に行ってきました。

本広&亀山ラインのせいなのか、君塚さんが暴走したせいなのか、起きえない架空の事件として見れば面白いんでしょうけど、個人的に消化不良でした。

小栗が冷徹なキャラに徹し切れてないし、小泉今日子ばかり目立って湾岸署の人間関係があまり描き切れてなかったなぁ。

室井さんの出番少な過ぎだし…。

犯罪者心理を無視した軽いノリの事件だったのでシリーズの中では評価が低い内容になっちゃった気がします。

ちょっと構想が練られてないというか、前作からのブランクが長かった分、期待倒れでした。

このシリーズ好きな人は観に行く価値があるかなというレベルでしたかね。

「踊る〜」シリーズといえば代名詞ともいう決めゼリフが1作目にありますよね。

「事件は会議室で起きてるんじゃない、現場で起きてるんだ!」

このシリーズで一貫しているのは警視庁本庁と所轄署の対立構図なんですよ。

総司令本部に現場の事情なんかわからないクセに、口出しするな!と言わんばかりのシチュエーションなのです。

要は制作スタッフが警察内部を会社組織に見立てて創りたかったわけですね。

だからこのセリフはサラリーマンの不満を代弁したとしてかなり流行ったんですよ。

私が当時いた職場なんかみんなで一日中このセリフ連呼してましたよ。

もちろん職場のお上様を皮肉る意味で。 (/TДT)/

でも再考してみましょう。

会議室は邪魔で、現場が最優先というのも間違った考えじゃないですか。

うまくタワーコントロールする本部があって、現場との連携があるべきでしょう。

本社や本店にいる社長や重役は隈無く現場の状況を視察して従業員の意見を聞く努力が必要です。

しかし現場が全てではなく、会議室で行われている官僚的な政治主導の動きもすべて要らないと切り捨てられますか?

判断するのはあくまで社長だとするなら、やはり会議室の存在も必要なんですよね。

官僚主義がダメで現場主義がいいというのは今の民主党政権を見れば間違った考え方だというのがわかります。

奪官僚を志して、見事に官庁の職員に反発されたわけじゃないですか…。

事件が現場で起きているからこそ、責任の所在は会議室にあるんです。

ところがその政治的なやり取りが今回の「踊る〜」3作目にはあまり描かれていません。

あれっ?

フジテレビは何を伝えたかったんでしょう。

今作は主題が曖昧で登場人物を多くし過ぎて踊るブランドのアピールのみに終わり、中身が伴わなかった印象が強いです。


最後まで読んでいただきありがとうございます。
ぜひブログランキングのクリックにご協力下さい。
 → 人気ブログランキングへ にほんブログ村 哲学・思想ブログ 人生・成功哲学へ
posted by ハマスタの☆浜風 at 12:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画&エンターテイメント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。