2010年07月28日

インビクタス/負けざる者たち



今年のサッカー・ワールドカップで話題になった南アフリカ。

そんな南アフリカの国柄を垣間見る面白い映画があります。

もう映画館で観た人もいると思いますが、感動の余韻が強く残るという内容じゃありません。

どちらかというと作品の深さや重みにじわじわと酔い浸れるというか、ぶっちゃけ「色々と考えさせられた」と言ったほうが正しいでしょうか。

そのタイトルは『インビクタス/負けざる者たち』

南アフリカで長年続いてきたアパルトヘイトの人種差別がついに撤廃され、1994年の全人種投票により27年も獄中に収監されていたネルソン・マンデラが同国黒人初の大統領に選出されます。

差別のない人種間の平等を掲げる新国家誕生も白人たちの反発により、なくならない差別、貧困、犯罪など多くの問題が山積みでした。

そこでマンデラが目をつけたのが翌年に自国開催となるラグビーのワールドカップだったのです。

ラグビー弱小国が白人と黒人一丸になって優勝を目指す……そんな大統領の途方もない計画に驚いた主将たちが国のためにチームの建て直しを図っていきます。

相容れない対立する人間たちを一つにまとめる。

映画の主題はこれただ一つなんですが、イーストウッドに監督を依頼しただけあって演出や脚本が深いんですよ。

大統領の好んだ詩がストーリー中に出てきます。

「わが運命を決めるのは我なり。

わが魂を征するのは我なり。」


大統領は白人から長年監獄に閉じこめられてきたのに白人を一切恨まず、許していくのです。

あれから10年以上が経ち、今年、サッカーのワールドカップで大いに湧いた南アフリカ。

この国の情勢は依然不安定ですが、それでも「勇気を持って踏み出す一歩が不可能を可能にする」というメッセージがこの映画に込められています。

ぜひレンタルでも観てほしいおすすめの作品です。

恵まれた先進国からの視点ではなく、どんな貧困で難しい者にも人間は平等に未来への道筋を照らしている、と納得させられる映画だと思います。

強いて苦言を書くなら、チームが強くなっていった技術的向上の過程が省略されすぎですけど。 ─(´△`;)─




最後まで読んでいただきありがとうございます。
ぜひブログランキングのクリックにご協力下さい。
 → 人気ブログランキングへ にほんブログ村 哲学・思想ブログ 人生・成功哲学へ
posted by ハマスタの☆浜風 at 19:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画&エンターテイメント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。