2010年11月09日

落合博満監督に見るリーダーのあり方



今年のプロ野球日本シリーズは千葉ロッテが制しましたね。

ここは西村監督の語録でも載せようかと思いましたが、逆に敗軍の将・落合監督について触れてみます。

落合さんのキャラクターはあまり好かれないですよね。

ファンサービスもせず、記者にも無愛想で、試合後のコメントも短かったりしてね。

中日ファンに対してというよりは、プロ野球ファンに一切媚びようとしないし、去年のWBCだって中日の選手を1人も送りませんでした。

「勝ってナンボ」というファン無視とも取れる個性的な言動や、いわゆる『オレ流』のやり方がちょっと大衆受けしませんよね。

その中日・落合監督のシリーズ敗退後のコメントです。

「誰も責めないよ。

責めるつもりはない。

勝負事は勝つことも負けることもある。

それはすべて監督の責任。」


潔いというだけでなく、彼は間違いなく野球を愛していて、現役時代から努力の虫だったわけです。

日本プロ野球で三冠王を3度達成した選手は彼しかいません。

彼の人生観は稲尾和久監督との出会いでガラリと変わったと言われます。

現役時代からの口癖が「良い時も、悪い時も、同じ態度で接してくれた人だけ信じられるし、そういう人と一生付き合っていきたい」というものでした。

実際に室内練習場で長時間のバッティング練習を終えたところ、指の感覚を失ってバットから手が離れなくなってしまったそうです。

その時、物陰から姿を現し、指をゆっくりとバットから離してあげた人物が稲尾監督でした。

彼の練習をずっと見守っていたのです。

落合が稲尾監督を慕っていったのはこの出来事がきっかけなんだそうです。

彼が不振の時も、稲尾監督はオーダーで絶対に4番から彼を外しませんでした。

その監督の信頼に奮起した落合は、その年に三冠王を獲得したのです。

監督に就任してからも守備の名手・英智外野手が平凡なフライを落球したり、絶対的リリーフエースの岩瀬投手が失点しても、「アイツがダメだったら、誰もできないよ」と、必ず選手を信頼しているコメントを残しますよね。

今年4月のジャイアンツ戦でも、試合中に森健次郎球審の様子がおかしいと思った落合監督は彼の体調不良を見抜き、彼の元に歩み寄って交代を勧めました。

翌日の新聞に何気なく記事になりましたが、私は落合さんにこんな気配りな一面があるのかと見直しましたよ。

マスコミが作り上げた孤高でひねくれ者のイメージ。



しかし表面には出てこない人間味に溢れた、そして選手を絶対的に信頼し勝負に徹する姿。

すべての責任は自分にあると、選手を必死に守ろうとする姿。

まさに名将というか名リーダーの域に達する資質じゃないでしょうか。

理想のリーダー像と言われると彼の名は挙がらないでしょうが、それでも企業のリーダーたちも落合さんに見習うべきところはたくさんあるはずですよ。


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posted by ハマスタの☆浜風 at 19:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 組織運営&リーダー論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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