
宗教的にゆかりのある土地を訪れると何だか心が和みますね。
この前の日曜日に近所で餅つき大会があったのですが、子どもたちと一緒に杵を担いで餅をたらふく食べたので楽しい時間を過ごせました。
周りを打算や悪意に満ちた社会と思ってしまうと、他人を信じることって難しいですよね。
そもそも信じることと疑うことってどっちが簡単でしょうか。
福沢諭吉さんの言葉に
「人に交わるには信をもってすべし。
己れ人を信じて、人もまた己れを信ず。」
というものがあります。
自分が相手を信じなければ、良好な人間関係は保てませんよね。
新約聖書
イエスは信仰による力を示すために、弟子たちだけを舟で向こう岸に行かせました。
舟は湖の真ん中まで進んだところで向かい風を受けて波に悩まされます。
夜明けに、イエスはそこに湖の上を歩いて弟子たちのところへ行くのですが、弟子たちは水上を歩くイエスを見て恐ろしさのあまり、「幽霊だ」と叫んでしまうのです。
しかしイエスはペテロに「水の上をあるいて来なさい」と命じたので、ペテロは舟から降りて水を歩き始めます。
そこでペテロは強い風を見て恐れてしまい、沈んで溺れかけたので、「主よ、助けてください」と叫びます。
イエスはすぐに手を伸ばしてペトロを捕まえてこう語られます。
「信仰の薄い者よ、なぜ疑ったのか。」
そして2人が舟に戻ると強風は収まり、弟子たちは一斉に「あなたはまことに神の子です」と言ってイエスの前にひれ伏します。
ここで重要なのは信仰のない者を責めたということではなく、疑わずに進めば道が開かれるよ、と励ましたことがポイントです。
為せば成ると思えばできるし、沈みかけた人生、もう何も信じられないとなれば沈んでいく一方なんですよ。
あくまでイエスは弟子たちを叱責したのではなく、信じていけば道は開かれることを教えたかったのだと思います。
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