組織のあり方を問うために、上出の本が効果的なんです。
ドラッカー本は数多く読んだけど難解過ぎて…という人も、この著作はドラッカーにしてはえらく簡潔に書かれています。
古典回帰から推奨したい本なんですが、何というか、組織は成長している時こそ見直すものだという思想が伝わってくるんですよね。
さらにシンプルにまとめてみると、
1、われわれのミッションは何か?
2、われわれのマーケット(顧客)は誰か?
3、顧客にとっての価値は何か?
4、われわれにとっての成果は何か?
5、われわれの計画は何か?
という質問が投げかけられてきます。
組織のリーダーは常にこれらを問い直して運営しないといけないというのです。
一つ印象に残った言葉は、
「組織はすべて、人と社会をより良いものにするために存在する。
すなわち、組織にはミッションがある。
目的があり、存在理由がある。」
当たり前のことなんですが、構成員がこういうアイデンティティをしっかり培って参加しないといけないんでしょう。
われわれのミッションが何かを常に見直さなければなりません。
見失っていると、当初のミッションと関係ない事業や活動が動き出し、それを何のためにしているのか腑に落ちなくなるんです。
そうすると組織のモチベーションは確実に下がるでしょう。
顧客へのアピールも必要です。
その組織の構成員一人ひとりが、それぞれに揺るぎないミッションを共感していたら、その組織は何者にも負けない強固な集団に変身できると思いますよ。
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